丸太の製材風景20100918

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$とっこやさんのブログ

先週末に丸太の製材をしました。
欅(ケヤキ)、朴(ホオ)、胡桃(クルミ)、キハダなど計10本以上、1日がかりの作業です。
台車式製材機(バンドソー)と呼ばれる大型機械を使い丸太を板や輪切りに製材します。

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写真だと大きさが今一つ分かりませんが直径90cmの胡桃の大木です。
小さめのテーブルの天板、看板向けに厚さ6cmの板に加工します。

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最大直径60cm、長さ3mのホオの丸太。
朴の大木は赤身(木の内部の色の濃い部分)が美しい抹茶色になります。
6cmの厚みで製材。
室内看板、裁縫台、カウンター等にいいかもしれません。

丸太を見てどのように製材するか、色々考えを巡らせるのも楽しみの一つです。

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バンドソーの刃は大きな音を立てて回転します。
言うまでもありませんが非常に危険なため作業中は油断出来ません。
常に細心の注意を払う必要があります。

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実はどのように製材するかを決めて丸太を機械にセットするまでに非常に時間がかかります。
それからは丸太があっという間に板になります。
板の山はどんどん大きくなっていきます。

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ケヤキは作業台用に、キハダは輪切りに加工しました。
製材した板は桟積み(さんづみ。板の上下に桟木と呼ばれる角材を挟んで積み重ねること)して樹種、板厚に応じて数年程度乾燥させます。
丸太から製品になるまでには非常に時間がかかります。

私が今日までにかけた手間は3~5年後に製品となった後、お客様のお手元に届いて初めて報われるのです。
世の中、不動産投資や株式投資などいろいろな投資がありますが、私のやっていることも長期的な投資ということになりますね。

今日で製材から3日経ちましたが未だに筋肉痛に苦しめられています。
もう年ですね。。。

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