青森県佐藤様の杉一枚板座卓が完成しました!
天板は厚み83mm、最大幅830mm、長さ2000mmの分厚い杉一枚板厚盤です。
ずっしりと重く、かなりの存在感です。
かんなをかけて反りを取り、磨き上げました。
かなりの厚みがあったので今回は吸い付き桟(反り止め)は付けませんでした。
小口の年輪をご覧ください。
非常に木目の詰んだ良杢材です。
木目の筋1つが1年。
同じ幅の板でも木目の積み方で樹齢が倍以上違うこともあるのです!
当然ながら木目の積んでいる板のほうが価値があります。
脚には杉の丸太を用いました。
伐採後、すぐに半分に製材し、2年ほど乾燥させたものです。
上下の切り口を水平に加工したものを2セット用意しました。
対になっている2つを合わせると木目が合います。
おしゃれでしょう(*^^*)
丸太脚をハの字においてから天板を載せます。
無垢一枚板の性質上、ご使用になっているうちに天板と脚の間にどうしても隙間が生じます。
また天板が滑るので、家具用の地震ズレ防止ゴム材(ホームセンターで売っています)等を脚と天板の
間に入れ、ガタつかないよう調整します。
とても趣のある座卓の完成!
天板・脚ともに杉なので一体感もあります。
和室の中央に置けば部屋の雰囲気がパッと変わりそう。。。
この座卓は本日青森に向けて旅立ちます。
今回も良いもの、出来ました(^‐^)
*後日、佐藤様より設置後の写真と喜びのメールをいただきました!
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