先週より製作に入っていた長野市今井様の栃一枚板座卓が完成し、本日納品させていただきました。
天板は厚み73ｍｍ、幅1300ｍｍ、長さ2050ｍｍ。
仕上がった一枚板は美しい木目が全面に浮き出し、まるで宝石のように輝きました！
木目に沿って割れていた端部にはこの板から取った木片にて埋め木し、表2ヶ所・裏2ヶ所の計
4ヶ所に欅のチギリを入れました。
天板に開いていた穴の奥には、自然の風合いを壊さないよう、ブラックウォルナットにて埋め木
を施しました。
穴の奥にあった影のような仕上がりになり、パッと見ただけでは埋めてあることがわかららない
くらい上手く仕上がりました。
これによりホコリ等が穴の中に入ることを防いでくれます。
脚は杉4寸角を使用したtokkuya-kagu特製座卓脚。
超大型の天板に合わせてビックサイズのものを製作しました。
一般の木造住宅の柱にも使用されるほどの強度があるので100kg近くある天板をがっしりと
支えてくれます。
天板と脚の間には家具のズレ防止のジェルを入れます。
ジェルにより脚と天板が張り付き、地震の際も安心です(*^-^*)
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比較的お近くであったため、長野市街地にある今井様邸まで私が直接お届けに上がりました。
超大型材のため、運送会社に依頼するとチャーター便となり高額の運賃がかかってしまうところ
でした。。。
今井様邸は信州・黒姫からは車で1時間ほどで到着しました。
現地で男性のお客様2名にお手伝いいただき、私と従業員を合わせ4名で庭側の窓より畳の間
に搬入しました。
搬入と座卓・脚の配置の調整で作業開始から30分ほどで良い位置に収まりました。
上の2枚の写真は今井様邸の畳の間に収まった様子です。
私がおじゃましている間中、今井様が収まった座卓を感動されたご様子でずっとなでて、眺めて
おられたのが非常に嬉しく、鮮明に記憶に残っています。
今井様のお宅にはよくご友人が遊びに来られるとのことでしたが、ご友人がびっくり・感動される
ご様子が目に浮かびます。
今回もお客様のもとへ幸せをお届けすることが出来ました(^-^)
本日現在であと7台のテーブル・座卓のオーダー受注があります。
さあ、帰ったら次の作品の製作準備にかかります！
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余談ですが。。。納品の帰りに天下一品川中島店に寄ってみました。
天下一品は私が東京・池袋でOA機器の営業をしていたサラリーマン時代、好きで良く通っていた
店です。
納品前にたまたま店の前を通り、納品が無事に済んだら帰り寄ろうと心に誓っていたのです（笑）
新聞で長野県下に初出店したことは知っていたのですが、まさか今日この店の前を通るとは思って
いませんでした。
しかも事務所に帰ってからネットで調べると、何とオープンは2日前の9月17日。
運命でしょうか？？？
開店時間の11時を少し回ったくらいに店に入ったのですが、それから10分も経たないうちに店内
は満席となり外に行列が出来ました。
これも非常にラッキーな事でした。
昔の記憶もどんどんおぼろげになる今日この頃ですが。。。当時を懐かしく思い出しながらこってり
ラーメンを味わいました。
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