当店のお客様、神奈川県の高井様より作品の写真をお送りいただきました。
写真1枚目の四角いお皿は、約30cm角で可能な限り薄く、そして微妙なカーブを作る事に努められました。
2枚目の写真のお皿は約45cm角で、料理を生業とする妹様のご要望で作られました。
何れのお皿も自然を残しながら、その風合いを感じる事の出来るように心掛けられたそうです。
仕上げは薄い柿渋を1度塗り、乾燥後蜜蝋を擦り込んであります。
写真のように観賞用としてだけでなく、実際に食器としてもご使用になられるそうです。
私が頂いた写真を見たとき、まずお皿の端の穴に目が行きました。
通常は捨てられてしまう板の欠点を見事に生かされていて感動いたしました。
杢の良い欠点の無い良材を使った作品も良いですが高井様のように板の欠点を逆に作品のアクセントにしてしまうお考えはすばらしいと思います。
前回のエンジュの木皿に続いて作品の写真を送って頂き、誠にありがとうございました。
今回お買い上げいただいた当店の栗材をご使用になられた作品の写真、心待ちにしております!
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