薪ストーブの魅力について

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薪ストーブの魅力について

今日はちょっと時期を過ぎてしまいましたが薪ストーブについて書きます。

薪ストーブとの出会い

製材所に入社して私は初めて薪ストーブの暖かさを体験しました。
製材所の暖房器具は誰もが想像する通り薪ストーブです。
製材所の事務所の真ん中には鋳物の薪ストーブがあります。

木材を扱う仕事のため薪は豊富にあり、寒い時期は毎日大量の薪を贅沢に使って暖を取ります。

薪ストーブにはエアコンや灯油のファンヒーター特有の息苦しいような、目が乾くような強制的な温風による不快感が全くなく、ストーブ全体から出るジワジワ、ぽかぽかと心地よい熱が体を芯から暖めてくれます。

製材所で働く従業員の家庭もこの恩恵に与ることが出来ます。
製材の過程で出る木材としては販売しない部分を頂けるのです。
それらはサイズもバラバラで見た目は悪いですが立派な燃料であり充分な熱量を発生させます。

以前より薪ストーブを使ってみたいという憧れは漠然とありましたが、それがこんなにも早く現実のものとなるとは思いませんでした。

薪ストーブの購入

入社して1ヶ月程経った平成15年12月、薪ストーブを購入しました。
家の近くの金物屋でカタログを手に入れ、インターネットで比較検討しました。
最終的に職場の人に相談して購入機種の決定・設置を行いました。

私のストーブ購入のポイント
・鋳物であること
・価格が安く、ある程度の長めの薪が入ること(使い勝手の良さ)
・ガラス窓がついていて中の炎が見えること(中の状態の確認が一目で出来る、また炎を見ていると心が安らぎます)
・デザインの良さ

 購入機種  MS-306(鋳物輻射式・現在は販売終了)
 設置までの費用のトータル金額  約80,000円(本体、煙突、手斧など用品代、煙突掃除用具)

薪の準備の大変さ

私は製材所から無償で薪を分けてもらっているので調達には困っていませんが、何が大変かというと製材所で頂いた材をだいたいの長さをそろえてチェンソーで切断し、それを車に積み込んで自宅まで運び、自宅の薪置き場に積むという作業を何十回と繰り返さなければならないということです。

冬の暖かさを得るためには忍耐力が必要になります。

これから薪ストーブを購入される方へ

薪ストーブにはピンからキリまであります。
安いものはホームセンターで3~4,000円くらいから、高いものでは設置料まで含めると車が買えてしまうものまであるそうです。
話を聞く限りでは高いものはやはりそれなりに良いそうです。

炎の燃え方を細かく調整できて室内の温度、薪の燃焼効率を細かく管理できるもの。
夜寝る前に空気口をせばめておくと朝まで火種が燃え尽きず残っているほどのものもあるそうです。

私の購入したストーブにはどちらも無理です。
寒ければ薪をジャンジャン入れ、暑ければしばらく入れずに様子を見る・・・。
朝には火種は100%消えています。

私がただひとつ言える事は薪ストーブは部屋、人を暖めるものであり、それは私の購入した薪ストーブでも充分に出来るということです。

お金をかけずとも薪ストーブは持てます。ただし、火災の危険があるため取り付けの際はストーブ設置の経験のある方に手伝ってもらいましょう。
最後に・・・薪ストーブは最高です!!

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