埼玉県・星野様の総欅造りダイニングテーブルが完成しました!
天板は厚み60mm×最大幅990mm×長さ2010mmの非常に木目の良い欅巨木より取った一枚板。
耳や板の表面に玉杢も出ている極上品です。
脚は欅耳付き一枚板を贅沢に使用したくさび留め耳付き板脚タイプ。
tokkoya-kaguのテーブルの中で最も手間を掛ける最高の脚の1つです。
脚は耳(皮の付いていた部分)の見える方を外側にして置きます。
脚と脚の間に「貫」を通します。
貫には向きがあります。
脚・貫の接合部付近に付けた「・」「・・」の印を合わせて貫をはめ込みます。
2名以上で行う作業になります。
貫に楔(くさび)を入れます。
楔の入れる向きは決まっています。
必ず右側より入れます。
また、楔は直角にカットしてある角を手前に向けて写真のように差し込みます。
この時点では仮止めとしますので、手でグッと入れる程度で結構です。
*クリックすると写真が大きくなります。
*クリックすると写真が大きくなります。
脚の内側、天板との接合部にも脚ごとに「・」「・・」の印がありますので確認します。
次は天板を脚の上に置きます。
天板裏に設置した「吸い付き桟」の内側にある「・」「・・」の印と脚の印を合わせて設置します。
その後、ドライバーを使用して付属のボルトにて脚の台の下より天板と脚を留めます。
天板のズレ防止の意味合いですので8分程度の力で締めれば十分です。
テーブルの位置を移動する際は、一度天板を外して、脚のみを移動させてから再度天板を設置して下さい。
最後に木槌(きづち)もしくは布を巻いた金槌で軽く、くさびを叩き入れます。
この際、強く叩き過ぎると貫が割れてしまう恐れがあります。
2~3割の力で2回ほど軽く叩くくらいでOKです。
これでテーブルの設置完了です!
設置場所は星野様の別荘。
あとは予定を合わせてテーブルを無事に納品するのみです。
このあとすぐに、一緒にご注文いただいている座卓2台の製作に入ります。
今回も良いもの、出来ました(^-^)
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