銘木エンジュ輪切りを大量製作20140910

地元の方よりエンジュの枝を入手したため、先日エンジュ輪切りを製作しました。
製作するのは斜め輪切り。
エンジュは縁起の良い木とされているため、花台や表札、飾り台等の需要があります。

まずはチェンソーで製材機に入る大きさに斜めにカットします。
かなりの量があったため、カットにも非常に時間がかかりました。。

そしてカットした枝を1本ずつ製材機にセットして1枚1枚ひたすらカットしていきます。

動画にしてみました。
上記の作業が延々と繰り返されます。
1枚取るのに意外と時間がかかることがお分かりになると思います。
また、輪切りが小さいので鋸の近くまで手を伸ばしてカットした輪切りをキャッチしなければなりません。
気の抜けない危険な作業です。

製材機の脇に出来た輪切りの山がどんどん大きくなっていきます。。。

朝から晩まで1日がかりの製材作業となり、軽トラの荷台に山盛りの輪切りが出来ました。

その数、約300枚。。。
置き場所に困り、とりあえず作業場の片隅に積みました。

これから1枚1枚の輪切りの外皮を手作業で剥き、ワイヤブラシにて磨いてから約2年ほど乾燥させた後、サンダーで表面を磨いて仕上げます。

輪切りの製作は製品になるまでにかなりの時間がかかる上、乾燥の過程で大きな割れが入ってしまうものも多く、非常に手間がかかります。

しかし、すごい量。
ホームページに掲載するのにも、全て販売するのにもとても時間がかかりそう。。。
完売は5年以上先になることでしょう(^_^;)