取引先の社長より情報をいただき須坂まで木材の搬出作業に行ってきました。
旧家の庭に生えていた樹齢約100年の高野槇(こうやまき)です。
高野槇は高野山に多く生えていたことからその名が付いたとのことで、秋篠宮悠仁親王の「お印」としても有名です。
高野槇は非常に成長の遅い木で、さらにこの木は日陰に生えていたこともあるのか、根元の部分で40cmほどしかありませんでしたがこれでも樹齢100年!
丸太の長さは約5m。
木目は目に見えないほどに積んでいる超上質の木でした。
高野槇の横には柏の老木が横たわっていました。
瘤がいたるところに出来ており製材すれば面白い木目が出てきそうです。
中心部が大きく腐って空洞になっており、取れる材は非常に少なそうですが。。。
早速ユニックで搬出します。
丸太2本だけなのですぐに積みこみ完了。
作業は30分もかからず終了しました。
早速製材を済ませ、高野槇の皮を剥きました。
板の厚みは30mm。
薄く挽いたことと、早く乾く木なので乾燥は半年ほどで済みそうです。
市場に出回ることがあまりない、珍しい木ですのでホームページに掲載されるのを楽しみにお待ちください!
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