とっこやさんのお客様、大阪府の山部様より作品の写真、コメントを頂きました。
ヒビ・穴があるため超格安になっていたブラックウォルナット一枚板をテーブル天板に仕上げられました。
以下、山部様のコメントです。
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多羅尾さま、
山部です。
ようやくテーブルが完成しましたので報告いたします。
運送店の若者二人と私の3人でその重量に悪戦苦闘しながらなんとか運び入れる
ことができました。
購入前から大きな穴や割れ部分があることはわかっていましたが少し甘くみていました。
特にこの貫通している穴の処理には苦労させられ、ネットでいろいろ検索してと決断した
のがポリエステル樹脂を注入して固める方法でした。
1回目の注入は樹脂と硬化剤との配合ミスでいつまでたっても固まらずやり直すことになり
2回目でようやく硬化し穴を埋めることが出来ました。
また、この重量のため今まで使用してきたテーブルの脚では不安で補強もすることになりました。
その他いろいろと苦労しましたがオイル仕上げを施し出来上がった天板を見つめてニンマリとしています。
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山部様にお買い上げいただいたブラックウォルナット一枚板素材です。
オプションで上部の割れにチギリを2ヶ所入れるオーダー加工を施した後、出荷しました。
チギリ付近のヒビと中央部の穴に樹脂を注入して固める方法を取られたのですね。
今はネット検索すれば詳細な情報を得られる時代。
一般の方にも出来る良い方法だと思います。
とっこやさんで粗仕上げはしてあるのですが、これだけの大きな板。。
仕上げには時間がかかったことと思います。
それだけに完成した喜び・愛着もひとしおでしょう(^-^)
*今回の山部様の作品は、約8年前(2007年1月)の欅一枚板テレビボードを以来のご投稿となりました。
とっこやさん常連のお客様の中でも最も長いお付き合いをさせて頂いている方のお一人です(*^^*)
この度は作品をご投稿いただき誠にありがとうございました。
今後ともとっこやさんをよろしくお願い致します。
コメント
山辺さまは「大きな穴や割れ部分をポリエステル樹脂を注入して固める方法」を用いたありました。また、「1回目の注入は樹脂と硬化剤との配合ミスでいつまでたっても固まらずやり直すことに」したとも書いています。
私も大正時代に作成したと思われる90cm角程度の厚板を持っておりまして、残念ながらひび割れや穴が開いていたりしています。山辺さまが持ち置いた方法で補填しようかとも思いますが、やり方が全く分かりません。
y間部さまがうまくいったと言われます2回目のやり方など、一般的なポリエステルでのやり方をお教えいただければ幸いです。
よろしくお願いします。
いつもお世話になっております。
弊社では埋め木、木屎(こくそ)を用いた修復法を行っています。
「木屎(こくそ)」について: http://www.tokkoya-kagu.com/?p=4093
参考2: http://www5a.biglobe.ne.jp/~h-sumiya/knowledge/kokuso/kokuso.htm
樹脂を用いた方法につきましては下記サイトを参考にしていただくかネット検索してみてください。
ポリエステル樹脂はホームセンターやネットショップで購入できます。
・http://ginoka-kougei.com/hosyu
・http://www.fpri.hro.or.jp/dayori/0911/5.htm
・https://www.cemedine.co.jp/product/domestic/putty/wood_putty.html