去る11月22日午後10時8分、長野県北部に大地震が発生しました。
長野市、小川村、小谷村で震度6弱、白馬村、信濃町で震度5強が観測され、大きな被害が発生しました。
私はその時、息子と風呂に入っていたのですが地震が起きると同時に停電となり、その後激しい横揺れが襲ってきました。
風呂の水が浴槽から溢れるほど大きく波打ち、私達は立つことすら出来ませんでした。
揺れが収まるのを待ってすぐにテレビをテレビを点け、震度5強の大地震であることを知りました。
幸いにも家の中の物は特に被害がありませんでしたが、作業場は大変なことになっていました。
倉庫に入ってすぐに目に飛び込んできたのは、テーブル天板用の大型一枚板が大量に倒れている上記の様。。
あまりに驚いてしばらく呆然と立ち尽くしてしまいました。。。
両側の壁に立てかけていた板がそれぞれ作業場の中心に向かって倒れたようです。
脚立が潰れていることと、一番下のブラックウォルナットの一枚板が大きく割れていることだけは確認できました(T_T)
しかし、時間は夜11時前。。
夜もふけており、1人では何も出来ないので仕方なくこの場はこのままにするしかありませんでした。
中型材、小型材を保管している中2階の棚の光景にもまたビックリ。
板が大量に倒れていました。
これらはすぐに元通りに並べ直しました。
中型・小型材は大規模に倒れていた割には被害は少なく、杉一枚板が1枚、大きく凹んでいたのみでした。
木目の良い板だったのでガックリ来ましたが、1枚だけの被害であったのは不幸中の幸い。。。
これにはホッと一安心しました。
夜が明けて、朝刊を見ると地震の記事が大きく取り上げられていました。
作業場。
連休で従業員がいないため、連休明けに復旧しようかとも思ったのですが、気分的に板をこのような状態にしておくことは出来ず、妻の力を借りて(非力なので心配だったのですが。。。)板を立て直すことにしました。
妻の力を借りるとはいえ、これを男手1人で立てることは無理かな。。と思っていたのですが何とかなりました!
復旧は意外と早く、小1時間で全ての板を元に戻すことが出来ました。
妻には感謝です!
板の下敷きになり潰れた脚立。当然使用不能です。。
うちにある脚立の中でうちばん新しいものだったので、ショック(T_T)
一番心配していた大型一枚板の被害ですが、一番下になっていたブラックウォルナット一枚板は。。。
*上の写真は地震直前までの姿です。
上部にあった15cm位のヒビが板の中央部にまで広がり、大きく割れておりました(T_T)
倉庫にある全ての板をチェックした結果、被害があったのは天板表面が凹んでしまった杉良杢一枚板、このブラックウォルナット一枚板だけでした。
この2枚は格安処分致します。
後日ホームページに掲載いたしますのでお楽しみに。。。
それにしてもガッカリです。
地震の翌日のこの日、長野市に行ったのですが瓦が落ちている家や壁が割れている土蔵を幾つか見ました。
白馬近辺ほどではありませんが、今回の地震の被害は広範囲に渡っているようです。
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地震直後はどうなることかと思いましたが。。
本日は朝より無事に作業を開始出来ました(^o^)~
本日の出荷梱包数15個、総重量157kg。
全て予定通りに無事出荷出来ました!
ご心配いただいた皆様、ありがとうございました。
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私が2003年に信州に移住してから今年で12年目になりますが、これで大地震は3回目となります。
2007年7月16日の新潟県中越沖地震では私の住むところでは震度5強。
パソコンが机の上を滑り、水槽の水がこぼれ、そこら中の物が落ちました。
そして忘れもしない東日本大震災。
2011年3月11日~12日に震度4クラスの地震が複数回発生。
テレビやFacebookで被害状況を見て非常に恐ろしくなり、1週間ほど生きた心地がしませんでした。
そして今回の長野県神城断層地震。
こうして見ると、3~4年に1回のペースで大地震が来ているのがわかります。
これだけの地震があったにも関わらず、今まで地震対策を怠っていたことに反省。。
すぐに安全対策をしようと思います。
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