冬のシーズンに私のブログに頻繁に出てくる「除雪」という言葉。
皆さん、豪雪地帯の除雪作業にどんなイメージをお持ちですか？
スコップ（こちらの地方では「シャベル」のことをスコップといいます）で家の敷地の雪全てを片付けているわけではありませんよ。
全く出来なくもないですが広い敷地の家などではまず１日では終わりません。
（でも昔の人はそうやっていたんですよね。。。）
私の住む辺りでは、家の際などは機械で出来ないため手で雪をかきますが、大半の雪を「除雪機」を使って飛ばします。
除雪作業を見たことのない方のために今日の除雪作業の動画を撮ってみました。
＊うるさいので音量を下げてからご覧ください。実際はさらに大きな音ですが。。
場所は我が家で一番の難関、北側の屋根の下です。
屋根の上から落ちてきた雪が私の腰の高さにまで達しています。
最盛期にはもっと高くなる時もあります。
屋根の上から落ちてきた雪は硬くなっておりまた、高さが高いので除雪するのは一苦労。
３月で日中の気温が上がっているので雪が一層重く、我が家の１８馬力の除雪機も苦しそうな音を立てています。
動画でイメージがつかめましたでしょうか？
豪雪地帯の除雪作業には他に「屋根の雪下ろし」があります。
屋根の雪が落ちづらく、積もった雪で屋根が壊れてしまう恐れのある家や、一度に大量の雪が落ちる危険な家などは「屋根の雪おろし」をして人為的に雪を落とします。
私が黒姫に移住した時に借りていた借家がそうだったのですがこれはかなり大変です！
我が家の屋根は雪が自然に落ちてくるので屋根の雪下ろしをしなくて済むので楽ですが、屋根の下にいるときに大量の雪が落ちてくると大変危険です。
我が家でも家族には日が昇ったら屋根の下に入るなとキツく言っています。
豪雪地帯ではこれで毎年死人がでます。
屋根の雪が落ちる家は諸刃の剣なのです。
＊最後に余談ですが、一般的にスコップってガーデニングで土に穴を掘る小さなものですよね？
私が東京に住んでいた頃にはそのように認識していたのですが。。。
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