インターネットの力 FacebookとTwitter ~東北太平洋沖地震発生の際実感したこと~

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$とっこやさんのブログ

私は今回の地震でインターネットの素晴らしい情報力を改めて実感しました。
11日午後に震度7の地震が起きた時、Facebookのウォールや、Twitterのタイムラインには数分後から一斉に地震に関する情報の掲載が始まりました。

まずFacebookでは電柱が倒れている写真や千葉の石油コンビナートから煙が立ち上っている写真が数分後よりどんどん投稿され、被害の大きさがすぐに分かりました。
Facebookでは写真や動画がサムネイルで表示されるのでこういった情報を見つけるのにはTwitterよりも優れていることが実感できました。
Twitterだとリンクが文字で表示されているだけなので画像がどんなものなのかの想像が出来ないのです。

Twitterでは直後にユーストリームで地震に関するニュースをやっていることを知りました。
また、被害に遭われた方からの安否確認やヘルプのツイートが多数流れました。

時間が経つと、FacebookでもTwitterでも災害に合った際の対応の仕方や精神的なアドバイス等が流れ始め、また交通機関がマヒして多くの人が家に帰れない様子などもタイムリーに知ることが出来ました。
歩いて自宅に帰る様子を実況中継している人もたくさんいました。

翌日には東京等で食糧やガソリンの買い占め起きていることも知りました。
ちなみに私のところでガソリンスタンドに行列が出来たのはそのまた翌日。
こちらでは地震の被害がほとんどなかったこともあったとは思いますが、恐らくテレビを見た人が行列を作ったと思われます。

TwitterはFacebookよりも細かい情報の収集に強いと思われます。
また、ユーザー数の違いもあるかとは思いますがFacebookよりも情報拡散力があるように思いました。

電話は大地震の後にとてもかかりづらくなりました。メールも届かなくなったものがあったようです。
その中でもSNSは全く問題なく使うことが出来たのも驚きました。
そして、ちょっと時間が経つと、災害情報を集めたコミュニティが立ち上がるなど非常に対応が早い人がいることに驚きました。

テレビでは現地の生の声を聞くことが出来ませんが、ネットではSNSなどで日頃よりコミュニケーションを取っている全国の人から直に情報を得ることが出来るのです。
インターネットのスピードと情報収集力は本当に素晴らしい!

この災害をきっかけにFacebookやTwitter等の有用性が改めて認知されました。
今後さらに普及していくことでしょう。

今回の災害でも、チェーンメールや嘘の情報もたくさん出ました。
情報の真偽を見極めず、気軽に拡散することが混乱を招くことを身をもって体験した方も多かったと思います。
出所不明の情報の拡散に加担しないようお互い気を付けましょう。

「出来るだけ多くの人に回して下さい」という文句には要注意ですよ(笑)。

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