長野県・須野原様より作品の写真・コメントをお送りいただきました。
昨年末、黒姫までお越しになり直接目で見てお選び頂いたブラックウォルナット輪切り一枚板原板素材をテーブルに仕上げられました。
以下、須野原様からいただいたコメントです。
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昨年12月にそちらでブラックウォールナットの輪切りを購入した須野原です。
ご無沙汰しております。
途中3人目の子供の出産があったり、異動があったりとばたばたしておりました。(汗
やっと天板、脚の製作も終わりダイニングテーブルになりましたので報告させていただきます。
反りをとるため鑿やサンダーで根気よく外側から削っていきました。
何とか平らみたいに…、削れたかと思います。
割れの部分には花梨の木で作ったチギリを入れてみました。
サンダーも#60からはじめ、最終的に#280で仕上げました。
脚はヒノキの角材を買ってきて自分で図面を引き、初めて相欠きつぎやホゾつぎ(?)というものに挑戦してみました。
鑿もサンダーもチギリも、ネジなどを使わない木の組み方も、全て初めてのことで時間がかかった割に仕上がりは…、
といった感じです。
オイルは多羅尾様からアドバイスをいただいたオスモカラーで仕上げました。
きれいな模様が浮かび上がり、この天板を購入できたことにはとても満足しております。
妻や息子たちも喜んでくれ、今では毎日このテーブルで食事をしています。
いつか息子たちともこういったことをしてみたいなあ、と思っていたら、妻の方が興味を持ったらしく、私の工具を使って「DIY女子?」みたいに木材を買ってきては収納家具などを作っております。
アレルギーがちな子供たちのために造ろうと思ったテーブルでしたが、思いの外いろいろな幸せを我が家に運んでくれた天板です。
本当にいい天板に巡り合えたと思っています、木の良さも改めて実感しております。
本当にありがとうございました。
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購入された時には結構が歪みが出ていたのですが、水平に仕上げられたのですね!
本格的なDIYが初めてとのことでしたので、かなり時間がかかったことと思います。。
チギリの入れ方については、インターネット上にある情報を参考にされました。
ネット検索を活用すれば、ほとんどのことが分かる便利な時代になりました(^^)
ご来店時に「脚はL字金具とビスを使用すれば比較的簡単に組みあがりますよ」というアドバイスをさせていただいたのですが、金具を使わない工法に挑戦され見事仕上げられたこと、素晴らしいと思います!
もともとはアレルギーをお持ちのお子様のために、化学塗料を使用しないテーブルを購入されるご予定だったのですが。。
今回、ご夫婦でDIYという新たなご趣味と、一生の思い出となるであろう初作品を手に入れる事が出来ました。
この度は作品のご投稿、誠にありがとうございました。
とても喜んでいただけたようで私も大変嬉しく思っております。
これから長いお付き合いになると思います。
今後ともよろしくお願い致します。
*このブラックウォルナット輪切りは3年前の2013年1月、私が岐阜市場で入手した、思い出深いものです。
巨大なブラックウォルナット丸太の一番細い部分を使用して製材した輪切りは10枚取れ、同時に取った28枚の一枚板とともに天然乾燥・人工乾燥を経て、2年前の4月にとっこやさん作業場に入荷。時間・手間を掛けて皮剥き・サンダー掛けをしてホームページに掲載しました。
このブラックウォルナットに初めて出会ってから3年3ヶ月が経ちました。
38枚あった一枚板達は2/3がお嫁に行き、残すところ12枚となりました。
そのうち輪切りは5枚。
仕上げ済のものが2枚、反り・歪みが残っている原板素材が3枚です。
今回の須野原様の作品投稿で、初心者の方でも歪みが残っている輪切り天板を仕上げられることが証明されました。
ご自身で仕上げれば天然木一枚板テーブルを格安で入手することが可能となります。
テーブルのDIYに挑戦される方、お待ちしています!
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