月初から製作を始めていた欅の一枚板ダイニングテーブルの完成が近づいてきました。
天板には厚み63mm×最大幅960mm×長さ2200mmの大きな欅広幅一枚板を使いました。
カンナで天板の平面を削り出しました。
最高級の素材なのでオイル塗装すると板の全面が濃い赤色となり、美しい木目が板から
飛び出してくるように仕上がるでしょう!
板の裏には吸い付き桟が入りました。
金具を一切使わない昔ながらの職人の技法です。
脚には欅耳付き板の厚盤を2つに割ったものを贅沢に使用します。
この板の唯一の欠点、小口の割れにはひょうたん型のチギリ(割れ止め)を。
ひょうたん型のチギリはお客様のご要望です。
これにより板にアクセントが付き、欠点がむしろおしゃれなポイントに変わります。
チギリにはエンジュの木を使います。
エンジュは延寿とも当て字し、古来より縁起の良い木とされており和風住宅の
床の間の床柱にも使用される木なのです。
完成予想図です。
実物はこれをはるかに超える良い出来となりますよ~。
今日も腕の良い家具職人が全力で作業します。
完成の際はまたご報告します。
ご期待下さい!
コメント
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はじめまして!
職人技ですね!!( ̄□ ̄;)
一点物の作成現場をお写真で拝見できて光栄です。o(〃^▽^〃)o
漢字が読めないものもあったのですが(・・。)ゞ、記事、楽しませていただきました。o(^▽^)o
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>ロイ・ハンソンさん
すみません、ご返信遅くなりました。ご感想をいただきありがとうございます(^ ^)。今後ともよろしくお願いします!